この記事では、子供を褒める・叱る時の基本的な考え方を書いています。
こんにちは。1歳男児育児中のコンテです。
子供に自我が芽生えてくると、褒めたい場面も叱らないといけない場面も増えてきますよね。
でも、褒めるのも叱るのも、いざやろうとすると難しい。
「子供を沢山褒めたいけど、全部すごい!えらい!になってしまう」
「叱り方が分からなくて、うまい伝え方が分からない。結局、怒鳴ってしまう」
そんな悩みを解決する、保健師さんから教わった「上手な褒め方・叱り方」の基本ルールをまとめました。
このルールに沿って考えると、どう言えばいいのか迷った時に言うべき言葉が分かります。
ルールはそれぞれ1つずつ。ぜひ読んで実践してください。
上手に褒める・叱るってどういうこと?
子供は褒めて伸ばす。
よく聞きますし、私自身も沢山褒めて育てたいなと思っています。
でも、うまく褒めないと、親に褒められることを最大の目的とするようになってしまう、とも聞きます。
上手な褒め方とは、結果を出すことを促すのではなく、良い行動を促す褒め方、と考えると分かりやすいと思います。
また、ダメなことはダメ、と叱るのも大事。
でも怒鳴ったりするのは違う気がするし、どう言えばちゃんと伝わるのか。
上手な叱り方とは、子供に伝わる叱り方です。
上手な褒め方
効果的な褒め方の基本ルール
それは、良い行動に注目して褒めること。
子供は、無意識のうちに親に関わってほしい、注目してほしいと思っています。
そのため、
良い行動をする→褒められる→注目してもらえた!→また良い行動をする
のサイクルを作ると効果的。
逆に、悪い行動にばかり注目すると、また悪い行動をするサイクルになってしまいます。
これ、すごく思い当たるところがありました(笑)
一人で遊んでいてくれたりすると、これ幸いと家事なんかをしてしまって、構ってあげない。そして、何かいたずらをした時とかだけ止めに行く。
正に悪い行動にだけ注目しています。反省です。
実際にどう褒めるか?
「◯◯できたね」
行動を褒める。すぐに使えておすすめ。
「嬉しい」「◯◯してくれてありがとう」
その行動で、相手がどういう気持ちになったかを伝える。
合わせて、笑顔、拍手、なでる、抱きしめるなどの行動でも伝える!
実践例
片付けが出来た!
→「お片付けできたね!」「片付けてくれてありがとう」
ごはんを全部食べられた!
→「全部食べられたね!」「たくさん食べてくれて嬉しい」
上手な叱り方
効果的な叱り方の基本ルール
それは、代わりの行動を伝えること。
「ダメって言ってるでしょ!」「ちゃんとして」、よく言いがちですが、これだと子供は本気で何が悪かったか分からないんです。
だから問題の行動を止めるのと同時に、どうすればよかったのかを伝えることが重要です。
叱る時のポイント
その場で言う
さっき、と言っても子供は覚えていません。
落ち着いた声で言う
怒鳴ったりヒステリックな声で言われると、子供は「わー怒ってるー」という印象だけが残り、言われている内容を理解できなくなります。
肯定表現を使う
思わず「◯◯しない!」と言ってしまいますが、代わりの行動を伝える意味でも「◯◯しよう」と肯定表現を使います。
例えば「走らない」→「歩こう」。
「走らない」と言われると、「走る」という言葉が入っている為、その部分だけを聞いてしまいます。なので逆に走ってしまい、逆効果。
とっさに言い換えるのは難しいですが、よくやってしまう行動は言い換える言葉を考えておきたいですね。
実践例
椅子の上で立ち上がってしまった
→「座ろうね」
お店で走ってしまった
→「歩こうね」「手を繋いでいこう」
まとめ
良いことをしたら、◯◯できたね!と具体的に褒め、良い行動のサイクルを作る。
悪いことをしたら、その場で落ち着いた声で、◯◯しようねと代わりの行動を伝える。
簡単なようで、やっぱり実践しようすると難しいんだよなー、と思います。
私もこの記事のように「できてなーい!」と思う日々です。
少しずつでも実践できるようにしていきたいです。
ではまた。