芸術の秋、ということで・・・日本サロンコンサート協会が主催する、「0歳からの・はじめてのオーケストラ」に行ってきました!
今月2歳になる息子と、10月1日の名古屋公演に2人で参加。
開場の様子や公演の内容をレポートします。
イベント概要
「0歳からの・はじめてのオーケストラ」とは
クラシックをはじめ、コンサート・演奏会などは大抵、「3歳以下入場不可」が多いですよね。
こちらの「0歳からの・はじめてのオーケストラ」はその名の通り、0歳から入場でき、クラシックの生演奏を聴くことができます。
しかも、ただ座って聴くだけではなく、演奏中の楽器を間近で観られたり踊ってみたり、子供を飽きさせない工夫がいっぱいのコンサートです。
会場の様子
今回の会場は、ATG名駅フリースペースでした。名古屋駅から徒歩10分くらい。
看板などがない普通のビルだったので、ここだよな・・・?と思いつつ近づくと、入り口にポスターがありました。
受付で名前を伝えて中へ。会場のレイアウトはこんな感じ。
客席と演奏スペースがすごく近い。手を伸ばせば触れる距離でした。
自由席なので、空いているスペース・椅子に座ればOKです。
0歳の子が多いかな?と思いましたが、1~3歳の子もちらほら。
プログラム内容
パンフレットは無いので写真撮ってって下さい、とのことで、演目がこちら。
この下に「コンサートの楽しみ方」が書かれていました。
コンサートの楽しみ方
- 席を確保したらおもちゃの体験コーナーへ
- おもちゃの楽器は客席に持ち込まない
- 授乳室・オムツ替えスペースあり
- 上演中、写真撮影・ビデオ撮影は不可
- ただし、撮影OKのコーナーが用意してある
おもちゃコーナー
入り口を入ってすぐ、音の出るおもちゃコーナーがあります。
開場から上演開始まで30分あるので、遊べる場所があるのはとても嬉しいです。
公演内容レポ
オーケストラ、というと、ホールのステージに楽器を持った人たちが沢山座って、指揮者がいて・・・というイメージ。
ですが、こちらの公演では「サロンオーケストラ」という、オーケストラの最少人数7人で演奏を行います。
公演開始
最初、3人だけ前に出てきて、まだ椅子があるな?と思っていたら、残りの人は後ろの入り口から、演奏しつつ登場!
客席を歩いて、子どもたちに楽器を見せながらステージへ。
席に座って待つのに飽きてきた子供たちの雰囲気が、一気に演奏に集中しました。
私達のところはバイオリンの方が近くを通ってくれて、初めて見る楽器に興味津々の様子でした。
撮影可能な曲も
公演中、写真及びビデオの撮影が可能な曲があります。
この曲の時は、全員が順番にステージの前を通って、演奏中の楽器を間近で見ることができました。
その他にも、ウッドブロックやトライアングルなどの変わった楽器を使った演奏や手を動かしながらの演奏など、子供が飽きない工夫が至るところにありました。
曲自体も、どこかで聞いたことがある曲や楽しい曲が多かったです。
そして、各曲についての解説を挟みながら進むのですが、この解説が面白い!
「0歳から」楽しめますが、1歳でも2歳でももう少し大きくても、大人も楽しめる内容でした。
公演終了後
公演終了後、小さいサイズのバイオリンを持って写真撮影をさせてもらえます。
このバイオリン、小さいけどちゃんと音が出ました。
また、この時用意されている衣装を着て出演者の方と写真撮影も可能です。
ピアノくらいなら触る機会も多いですが、バイオリンはなかなか貴重な体験に感じました。
クッションは必要?
公演の案内に、「100均のでいいからエアクッションなどがあると快適です」とあったので、持っていきました。
シート席だと、床にクッション性の無いレジャーシートが敷いてあるだけなので、確かにクッションがあったほうが快適です。
私は10キロを超えた息子が膝に座りたがったので、持っていって正解でした。
ただ、45分間の公演中、立ち上がったりする場面も多いので、必須・・・とまではいかないかと思います。
おわり
生の演奏を聴かせたい、音楽に興味を持ってほしい。
そういった音楽の入り口として、とてもいい体験になりました。
楽器の演奏というと、やっぱり「静かにしていないと」、というのがプレッシャーになって行きにくいので、こういった子供向けの公演がもっと沢山あるといいのになと思います。
また近くで開催する機会があったら、参加したいと思います。
ではまた。